2001年8月、橘病院はナースキャップを廃止しました。私がアメリカ留学から帰国して橘病院に勤務した時、一番違和感を覚えたのがナースキャップでした。アメリカではほとんどの病院でナースキャップが廃止され、ユニフォームも派手な羽織タイプがはやりでした。しかし、キャップがなくても、ナースであることを行動と態度でしっかり主張し、誇りを持った仕事ぶりに感心していました。橘病院の看護師は、もしキャップと白衣がなかったら、看護師と認識されるかされないか、という残念な仕事ぶりが大きな違和感だったわけです。キャップを外して、見かけでなく行動でしっかり看護師をアピールすべきと思い廃止を主張しましたが、当時当然大反対で即、却下でした。でも、中には賛成派もいて、徐々に説得工作を進めました。キャップは、時に仕事の邪魔で、不潔なキャップの人もいて、違う意味で不要と考えました。1年後ついに廃止が決まり(都城では最初だったかも)、これまでの経過を都城医師会看護研究会で発表してもらいました。(こちらをクリックするとPDFが見れます)
その後の働きぶりは、キャップに頼らなくても、看護師として認められ、責任と誇りをもったレベルに向上していきました。
現在、毎月、院内の勉強会がありますが、廃止になった8月は、毎年この「ナースキャップの意義と弊害」というテーマで発表しています。ナースキャップの意義と弊害について、時々考えて欲しいと思います。

