宮崎県都城市の整形外科の診療サービスを提供する 医療法人社団橘会 橘病院

橘病院 外観

〒885-0071 宮崎県都城市中町15-24

0570-01-7236 受付 8:00~17:00 日・祝休診

橘病院整形外科 健康経営推進方針

■ 健康経営推進方針

橘病院は、整形外科医療を担う医療機関として、運動機能の維持・向上および生活の質の改善を支える立場にあります。
そのため、職員一人ひとりが自ら健康であることが、質の高い医療提供および持続可能な病院経営の基盤であると考え、健康経営を重要な経営課題として位置づけています。

当院では、職員の心身の健康保持・増進を図るとともに、働きがいのある職場環境の整備を推進し、地域医療への貢献をより一層高めてまいります。

■ 重点取り組み事項

1.運動習慣の定着(ウォーキングの推奨)

整形外科医療に携わる職員として、自ら運動の重要性を実践・体現することを重視し、日常生活の中で無理なく取り組めるウォーキングを推奨します。
歩数の可視化や院内での啓発活動を通じて、身体活動量の向上と運動習慣の定着を図ります。

2.喫煙率の低下

骨・関節疾患や創傷治癒に対する喫煙の影響を踏まえ、整形外科医療の専門性の観点からも、職員の喫煙率低下に取り組みます。
禁煙支援や情報提供を行い、受動喫煙の防止と健康意識の向上を推進します。

3.健康意識の向上と行動変容

健康診断やストレスチェックの結果を活用し、職員一人ひとりが自身の健康状態を把握し、主体的な健康行動につなげる環境づくりを行います。
また、医療従事者として患者への指導にもつながる健康意識の醸成を図ります。

4.働きやすい職場環境の整備

長時間労働の是正やワークライフバランスの推進を通じて、心身ともに健やかに働ける職場づくりを進めます。
安全で安心して働ける環境を整えることで、医療の質の向上にもつなげていきます。

■ 今後の展望

当院は、整形外科医療の専門性を活かしながら健康経営の取り組みを継続的に評価・改善し、職員の健康と組織の成長を両立させることで、地域に信頼される医療機関であり続けることを目指します。

 

 

橘病院整形外科 健康経営 推進計画

■ 基本方針

当院は、整形外科医療を担う医療機関として、職員の健康増進を通じて医療の質向上および組織の持続的成長を実現するため、以下の具体的な目標を設定し、計画的に取り組みます。

■ 重点目標(KPI)

① 運動習慣の定着(ウォーキング)

  • 平均歩数:1日8,000歩以上(2026年度末まで)
  • 運動習慣者割合:現状 → +20%改善

施策

  • 歩数アプリ導入・見える化
  • 院内ウォーキングイベント
  • 歩数表彰
  • スタッフ用スポーツジムの設置

② 喫煙率の低下

  • 喫煙率:現状 → ▲30%削減(2年以内)

施策

  • 禁煙外来の活用促進
  • 禁煙補助制度(費用補助)
  • 院内禁煙の徹底・啓発

③ 健康診断の完全実施

  • 健診受診率:100%維持

施策

  • 未受診者への個別フォロー
  • 受診状況の月次管理

④ メンタルヘルス対策

  • ストレスチェック実施率:100%
  • 高ストレス者割合:現状維持または低減

施策

  • 面談体制の整備
  • 管理職向け研修

⑤ 長時間労働の是正

  • 月45時間以上残業者:ゼロを目指す

施策

  • 勤怠モニタリング
  • 管理職へのフィードバック

⑥ 離職率の低下(追加)

  • 離職率:現状 → ▲10〜20%改善(2年以内)

施策

  • ワークライフバランス改善(有給取得促進)
  • メンタルヘルス支援の強化
  • 職場環境改善に向けたアンケート実施

■ 推進体制

  • 健康経営責任者:柏木涼吾理事
  • 推進担当:経営企画室
  • 連携:産業医・柏木悠吾

■ 評価・改善(PDCA)

  • 年1回の結果評価
  • KPI進捗の可視化
  • 必要に応じて施策改善

健康経営の実施についての効果検証資料

■ 健康経営に関する現状分析および効果検証報告書

1.医療費の状況

当院の医療費は、年齢構成の影響を受けるものの、外来・入院・歯科等の各項目において全国平均と比較し概ね同水準またはやや高い傾向が見られる。今後は生活習慣病予防および重症化予防を通じて、医療費の適正化に取り組む必要がある。

2.健康診断受診状況

2024年度における特定健康診査受診率は**97.4%**と高水準を維持しており、全国平均と比較しても優れた実績となっている。

一方で、受診率は高いものの、健診結果を踏まえた行動変容の促進が今後の課題である。

3.保健指導の実施状況

特定保健指導対象者割合は**6.8%**であり、一定の生活習慣リスクを有する職員が存在している。

また、特定保健指導の実施率は低水準であり、対象者へのアプローチ強化および実施機会の拡充が必要である。

4.被扶養者の健康診断

被扶養者の特定健診受診率は**28.6%**と低水準であり、今後は家族を含めた健康管理の強化が求められる。

5.健康リスクの状況

生活習慣病に関する主なリスクは以下の通りである。

  • 腹囲リスク:19%
  • 血圧リスク:29%
  • 代謝リスク:7%

特に血圧リスクの割合が高く、生活習慣改善(食事・運動)の強化が必要である。

6.生活習慣の現状

職員の生活習慣に関する主な課題は以下の通りである。

  • 運動習慣あり:23%
  • 身体活動あり:55%
  • 歩行速度が速い:39%
  • 朝食を食べない:72%
  • 就寝前に食事をしない:67%
  • 間食を毎日しない:84%

特に、運動習慣の低さおよび朝食欠食の多さが顕著であり、改善の必要性が高い。

■ 総合評価(効果検証)

当院の健康経営に関する取り組みは、健康診断受診率の高さなど一定の成果が認められる。一方で、以下の課題が明確となった。

■ 主な課題

  • 運動習慣の不足
  • 食生活の乱れ(朝食欠食)
  • 血圧リスクの高さ
  • 保健指導の実施率の低さ
  • 被扶養者の健診受診率の低さ

■ 今後の改善方針(PDCA)

① 運動機会の増進

  • ウォーキング推奨
  • 歩数の見える化
  • 院内運動啓発

② 食生活の改善

  • 朝食摂取の啓発
  • 栄養バランスに関する情報提供

③ 生活習慣病対策

  • 保健指導の強化
  • 血圧・体重管理の推進

④ 保健指導体制の強化

  • 対象者への積極的なフォロー
  • 実施率の向上

⑤ 家族への健康支援

  • 被扶養者への健診受診勧奨

■ まとめ

本分析により、当院における健康課題が明確化された。
今後は、これらの課題に対して具体的な施策を講じるとともに、定期的なデータ分析を実施し、PDCAサイクルを回すことで、より効果的な健康経営の推進を図る。

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