国は、1)医療の質、2)医療費コストの抑制、3)アクセス(いかに近くで受けられるか)という3つを同時に、最大化したいけど、なかなかできない、という問題に苦しんでます。
今回の診療報酬改定から見える国の取り組みは、
・医療の集約化
高度急性期は症例数で集約(急性期病院、病棟削減)
手術件数や高度な専門レベルの施設重視(中途半端な専門手術数病院の脱落)
地域で役割を持つ病院を優先(外来数、手術数、病床稼働率、在院日数などが、地域上位)
・病院の機能分化
急性期、回復期、地域包括、在宅支援に役割分担を明確にしていく
・病院数、病床数の適正化
・公立病院の再編
を目指していると考えられます。
国は、赤字病院を守るというような考えはなく、本当に必要な医療機能を守る、という政策の中、地域で代替しにくい役割を担っている病院なのかどうかが、橘病院の生き残る重要なキーワードです。
地域の中で必要な医療機関となるためには、
・より高度なレベルでの人工関節手術、外傷への手術、スポーツ整形、リハビリを提供できるかどうか。
・急性期から在宅まで切れめなく診れるかどうか。
・地域連携が強いかどうか。
・質と効率を両立する健全な経営状況かどうか。
高い病床稼働率
適正な在院日数
必要十分な人員配置
医療DXの活用
働きやすい職場づくり
・さらに医療内容をデータで示せるかどうか
術後合併率
再入院率
在宅復帰率
患者満足度、リハビリの成果
医療DXの効率化
これらを病院内、病院外に継続的に示すことで、行政や他の医療機関からの信頼と評価を得られること、を目指さなくてはいけません。
4月の職員総会で掲げた、「橘病院整形外科史上最高レベルの2年に」という目標は、
橘病院が生き残るための、道しるべです。
